肩こりのほとんどは首から肩にかけてのびる筋肉の血行不良が原因で起こります。
血液の循環が悪くなると、血行不良によって「トリガーポイント」と呼ばれる筋肉が固くなるポイントができます。これが肩にこりを感じる原因です。
またストレスによって自律神経のバランスが崩れ血行不良となり、肩こりを感じることもあります。
また、中には内臓疾患や動脈硬化など重篤な疾患が原因となっていることもあり、この場合カイロプラクティック治療を受けられません。病院での治療をお薦めしますので、最初の問診検査によってこれを鑑別することはとても重要です。
では、血行不良はどうして起きてしまうのでしょうか?
人間の頭は非常に重く5~6キロあります。ボーリングのボールと同じくらいです。
この重さを支えるには、頭の位置が大事になります。頭が骨盤の上から前に外れると、首の後ろの筋肉を使って頭を支えます。
今、ためしに首をスッとうしろに引いてみてください。肩~首~頭がスッと楽になりませんか?
この重い頭を、長い時間無理な姿勢で支えていたら肩も首も頭も疲れますよね。当然筋肉は血のめぐりも悪くなります。血行不良は痛みも引き起こします。
頭は背骨の上に乗っています。この背骨が不安定だったら重い頭のせいで重心もとても不安定になります。棒の先に重いものをつけたらぐらぐら揺れてしまいますよね。
重心が不安定になると首の周りの筋肉を過度に使うことになります。
加齢や生活習慣による背骨の変形によって背骨の関節は不安定になってきます。変形は、いつも背骨の決まった場所に力がかかることで起こります。
今ちょっと背骨に意識を集中してみてください。どこか1~2か所に”そういえば痛いなあ”とかきになるところはありませんか?あなたの場合、そこに負担がかかっていることがあります。(ただし、その部分だけが悪いわけでもなく、もっとおおもとの原因がほかの場所にあることもあります。そういう場所を触診などの検査で見つけていきます。
筋肉や関節のことを運動器とも呼びます。読んで字のごとく運動するためにあるものです。多くの人が、年齢とともに、また仕事や子育て、また親の介護など日々忙しく、運動や体操に時間を作ることが難しかったり、面倒に思うようになると思います。
運動しなくなった運動器はどんどんと本来の機能を失い、すると筋肉は固く縮こまり、関節は動かなくてさびついてきます。こうした筋肉では血行不良を起こし肩こりになってしまいます。
私たちは仕事や家庭など、様々なことでストレスを感じます。このストレスが原因で、体内環境を常に無意識のうちに整えていてくれる自律神経がバランスを崩し、血行不良につながることもあります。
頭を前に突き出した悪い姿勢や、その姿勢からくる背骨の不安定化を改善するために、背骨を調整します。骨盤から腰、背中、首まで背骨を整えることで身体が安定し、筋肉への負担が減ります。
肩こりが筋肉から発生している以上、筋肉をゆるめ血行不良の状態を解消することが大事です。また悪い姿勢になっているのは上半身の筋肉の使い方の悪さです。姿勢の悪い人の多くは首の前や胸の筋肉が固くなって肩を丸めた姿勢があります。
肩こりを起こす首の筋肉の多くは肩甲骨に付いています。(背中を触ると、背中上部左右にポコポコっとしているものです)肩甲骨を動くようにすることで、筋肉の血行不良が解消されます。悪い姿勢で固まった背骨を自分で動かすことも、血行不良解消に効果があります。
カイロプラクティックの治療の中で、自分で肩甲骨や背骨を動かす運動療法を行うほか、自宅でもできる体操やストレッチを次の治療までに行ってもらい肩こり体質を変えていきます。
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